言語教育プログラム研究会

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沿革

言語教育プログラム研究会は、「言語教育を1科目や1教員のレベルを超えたプログラムレベルで見る」ということを趣旨として設立された研究会です。「言語プログラム研究のための読書会」として主に英語で書かれた文献を読むことを目的に、2004年の11月に、10名程度のメンバーで始まりました。
(参照:「言語プログラム研究の読書会へのお誘い」(PDFが開きます))

会場の都合、マネジメントの都合、中身の濃いディスカッションができることを考慮し、広く会員を集めることをしていませんでしたが、口コミで広がり、その後言語教育プログラム評価の実践も始めたので、2006年11月に「言語教育プログラム研究会」と会の名称を改め、会員資格などの簡単な会則を整え、役割分担も決め、例会に参加できない方も会に貢献できる方は会員として受け入れることとしました。
(参照:「言語教育プログラム研究会会則」(PDFが開きます))

2018年より、言語教育プログラムに関する書籍の刊行を目指し、会員有志10数名による出版のプロジェクトを立ち上げ、現在まで出版プロジェクトの会合を50回程重ねてきたため、「言語教育プログラム研究会」全体の活動は休止していますが、出版のプロジェクトが終わり次第、研究会の例会を再開する予定です。入会自体は随時受け付けています。

活動内容

現在は約30名が登録しています。例会の参加人数は5-10名程度です。現役の日本語教員を中心とした集まりですが、プログラム評価を勉強して、評価士の資格を持つ会員も数名います。ほか、ときどきの関心のあるトピックに詳しい方に文献を紹介してもらったりしながら勉強を続けています。

(2018年時点)
世話人:大河原尚(大東文化大学)
副世話人:田中和美(国際基督教大学)

2024年より例会を再開する予定です。
例会は原則として月1回で、8月を除き、ほぼ毎月開催します。
日本語教育学会の時には会場付近で臨時会を開くこともあります。

以前から取り組んできた主な文献・活動等は、こちらのクロニクルをご覧ください。(PDFが開きます)
クロニクルは2009年春以来更新されていませんが、この数年ほどは

  • 現場での実践報告
  • 言語教育プログラムを構成する要素の抽出
  • 言語教育プログラム可視化テンプレート作成
などが主な活動でした。

今後は、可視化テンプレートを活用した活動や言語教育プログラムの評価や記述の実践を続けていく予定です。